PROGRAMまめの木 the 2nd 放課後等デイサービス

支援方針

まめの木 the 2ndの放課後等デイサービスは、まめの木 the 1stで自我がしっかりと発達して、他児に興味がでてきた子どもたちへのステップアップの場所として始まりました。
まめの木での小集団で、お友達や職員とかかわる中で、いろいろな考え方があること、またそれぞれに感じ方が違うことを知る経験をします。
また相手の意見に賛成か、反対か、またそれをどのように伝えるのか、自分の意見を押し通すばかりではなく、相手の意見を聞いて、相手と話し合って、相手と折り合いをつけることなどを経験できるように支援していきます。
また、学習の支援にも力を入れています。これは宿題を用います。学校の宿題をまめの木でする習慣がつき生活リズムを整えます。
また学習に困難さを抱えている場合、その子に合わせた説明をすることで「わかった!」「もっとやりたい!」という自信につながるように支援していきます。
学習の困難さは人それぞれ違います。どこで困難さを感じているのかを一緒に考え、どうしたら理解できるのか、定着できるのかを考えていきます。
まめの木 the 2ndの放課後等デイサービスは訓練はありません。
あくまでも遊びの中で、子どもたちの会話の中で、信頼関係が構築された職員との中で、いつもの生活の中で、そして安全、安心、安定の中で、成長を促していきます。

支援内容

本人支援

健康・生活・心身の健康状態の把握に努めます。
・生活リズムを整えるために、午睡もできます。
・宿題をして帰ることにより、生活のリズムを整えます。
・毎日の公園遊びで身体づくりをサポートします。
・食レクや野菜作りで食べられるものを増やします。
・持ち物、忘れ物のチェック、スケジュール管理など自立してできるようになるように促します。
・気持ちを共感してもらえたという経験をたくさんすることで心の成長を促します。
・買い物に行き、お金の出し方、レジの対応などができるようになるようサポートします。
・性に対する正しい知識をつけることができるようにします。
運動・感覚・毎日の遊びの中に取り入れられたトレーニングにより神経を刺激して反射へのアプローチをして感覚統合を促します。
・毎日の公園遊びで身体づくり、体力をつけることをサポートします。
・工作などの微細運動、ボールなどの粗大運動、スライム作りなどの感覚遊びなどをして、身体のすべてをしっかりと使っていきます。
・感覚過敏がある場合、どうしたらその子どもが生きやすくなるのかを一緒に考え、環境設定や配慮をしていきます。
・自転車の練習をして、生活で使えるようにします。
・学校の体育の授業を楽しく参加できるように縄跳び、鉄棒、マット運動、リレー、水泳の練習をします。
認知・行動・はさみ、のりだけではなく、カッター、彫刻刀、段ボールなどを用いた工作により、様々な道具に触れ、正しい使い方を知り、正しく使えるようにサポートします。
・時計を見て、時間の逆算をして自分で計画を立てられるように促します。
・苦手なことを避けてしまうのではなく、どうやったらできるかを一緒に考え「ちょっとやってみよう」という気持ちになれるようにサポートします。
・できることを1つでも増やせるようにさまざまな経験をしてもらいます。
・宿題を用いて学習の支援をして、「わからないからやりたくない」を「わかった!もっとやってみたい!」という気持ちになれるようにサポートします。
・準備、片付け、忘れ物のチェックなど、都度人に言われなくても自分のことは自分でできるように促していきます。
・買い物に行き、物の価値を見極める力を養います。
言語
コミュニケーション
・「自分でやりたい」「自分の話を聞いてほしい」などの自分の気持ちを伝え、「聞いてもらえた」「わかってもらえた」という気持ちを育てます。
・会話の中で言葉の習得を促します。また相手に伝わりやすくするにはどうしたらいいか一緒に考えます。
・児童書、小説、漫画などあらゆる本に興味を持ち、そこから言葉の習得や言葉の幅を広げていきます。
・しりとりなどの言葉遊びを通して言葉の幅を広げていきます。
・「おはよう」「ただいま」「いただきます」などの挨拶を自ら伝えたいという思いを育てます。
・いろいろな気持ちがあることを知り、どのように表現するのかを一緒に考えていきます。
・国語、英語などの学習において、わからない言葉を一緒に調べて、定着させるように支援します。
・感情に関する言葉を職員が代弁することにより、多種多様な感情の言語を獲得し、自分の感情を言葉で表現できるようにサポートします。
人間関係
社会性
・鬼ごっこなどの外遊び、フロアでのボードゲームやカードゲームを通して、他児との関わりをサポートして、他児との協調性を促していきます。
・職員との信頼関係を築き、安心、安全、安定の中でじっくりと自我を育て、「やってみたい」という気持ちを育てます。
・食レクなどの集団活動の中で他児に興味を持ち、いろいろな考えがあることを知ることができるようにサポートします。
・終わりの会の司会をして進行することや自分の気持ちを発表することを経験し、学校でも発表ができるようにしていきます。
・ルールのある遊び、ゲームを取り入れ、勝つ喜びや負ける悔しさなどいろいろな気持ちを獲得し、次に生かすことができるように促します。
・学校でのできごと、お友達、家族のことなど、悩み事がある場合はいつでも相談できる環境を整え、解決に向け一緒に考えることができていきます。
・企業、工場などの見学、体験に行き、将来への選択肢を増やしていきます。

家族支援

移行支援

地域支援・地域連携

職員の質の向上

主な行事等

作成日:2025年3月17日