POLICY施設方針
「家庭の支援」
まめの木はお父さん、お母さんの支援も大切だと考えます。
日々、育児や家事、仕事にと忙しい中で、子どもの何気ない言葉や行動にイライラしてしまうこともあると思います。
子どもたちのためにも、お父さん、お母さんのためにも、私たちまめの木に安心して子どもたちをあずけてください。
お父さん、お母さんはその間に少しでもほっと一息できるリラックスタイムをとって、自分を褒めてあげる時間を作ってください。そしてまめの木から子どもたちが帰ったら、1日5分でいいので子どもと目線を合わせてゆったりとした気持ちで話をしたり、ぎゅっと抱きしめてあげたり、スペシャルタイムをとってあげてください。
たった5分でも子どもたちはたくさんの愛情を感じ、明日また頑張る力を充電できます。
ご家庭でのいいサイクルを作るためにも、子どもたちを安心してあずけられると信頼してもらえるまめの木でありたいと思います。
「まめの木の療育」
まめの木には訓練やトレーニング、絵カードはありません。
職員が何かを教えるわけでもありません。子どもは何もないところから遊び方を考えだすことができます。
そして子ども、大人みんなで遊びます。その中で創造力、発想力はどんどん成長します。
同様に、「お友達と一緒に仲良く遊びなさい」と言われても遊べません。他児と一緒に過ごし、喧嘩もしながら他児とのかかわり方が身についていきます。
子ども同士の会話はよくわからないことがたくさんあります。
それでもゲラゲラ笑い合ったり、真似をしたりして会話がどんどん生まれていきます。大人が一生懸命教えるよりはるかに速いスピードで言葉を吸収していきます。
障がいがあってもなくても、子どもは遊びのプロなのです。
「遊びに寄り添い、見守りながら、必要な時にだけ手を差し伸べる」まめの木はそんな支援で子どもたちを見守ります。
また、安心できる職員がいて、安全な場所を提供するからこそ、思い切って遊ぶことができます。
「今日も楽しかった」「明日はこんなことをしたい」「お友達とこんな話をして楽しかった」子どもたちにこんな気持ちになって帰ってもらいたい。
まめの木は子どもの気持ちを一番大切に考える療育を目指しています。